大豆の莢に繁殖した木材腐朽菌MOG-A1菌。
黒いコロニーのクロカビのような菌を不活性化させて、その上に菌糸を伸ばし、
分解を始めた状態。
2018年10月30日
処理後3日でMOG-A1菌の菌糸が繁殖している。
大豆の莢表面には微細な毛が密生しているが、この毛をMOG-A1菌が
エサにするために繁殖する・・・
伊達や酔狂で・・・毛だらけにしているのではない!
大豆の原種は「ツルマメ」。
荒地などのエリアでも生きられるように・・・・枯れた莢も無駄にしない!
この固い莢を作るのに・・・多大なエネルギーを使った。
植物は・・・ゴミを出さない。
全部「生分解」である。
大豆畑にMOG-A1菌による「生分解」を再現すれば、持続可能な大豆畑を構築できる。
SmartMax GreatRay処理 2018年10月27日
大豆収穫後の莢。
硬いリグニン、セルロースが圃場に残る。
硬い茎も残る。枯れた葉も残る。
これらをMOG-A1菌で分解すれば・・・・根粒菌繁殖のエネルギー源になる。
木材腐朽菌の菌糸は放線菌のエサになり、放線菌も大繁殖できる。
大豆栽培用の「菌叢」「菌社会」を圃場に構築できる。
持続可能な大豆栽培が出来る。
世界の人口増加と穀物生産、新規圃場の開発面積。
農業のの問題は「食糧確保」である。
穀物の代表ともいえる「大豆」。
現在の大豆栽培は科学で行っている。
化学肥料、遺伝子組み換えによる害虫防除。
除草剤による防草。
これによって広大な大豆畑が可能である。
しかし、これは同時に「持続可能」に大きな問題が生じている。
土壌の劣化である。
これに相当する面積を・・・新たに開墾するエリアは熱帯雨林には残されていない・・・。
現在の圃場を大切にして再生循環で栽培しなければならない。
それを可能にするのは木材腐朽菌MOG-A1菌である。この菌をキーパーソンにした菌叢、菌社会を圃場に構築することで可能である。
大豆畑には収穫残渣の「リグニン」「セルロース」が圃場にある。
これをMOG-A1菌で分解し、これで根粒菌を増殖すれば土壌劣化を防止できる。
化学肥料を大きく減少させることが出来る。
木材腐朽菌、放線菌、根粒菌による
持続可能な完全無農薬大豆栽培 試験
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